登場人物としての設定[]
統制機構諜報部大尉。ハザマは本名ではなくコードネーム。武器はナイフと鎖型アークエネミー「ウロボロス」。慇懃無礼で飄々としており、帝に特別視されているなど胡散臭いため周りから信用されていない。正体はレリウスによって六英雄のひとり「ユウキ=テルミ」のために製作された器(肉体)で、「碧の魔道書(ブレイブルー)」そのものである。テルミとは一応別人でありハザマ本人の魂と感情も存在するのだが、本性はテルミ同様に残虐非道である。
小説版CT上巻で、ハザマとテルミが互いに会話しており、別人であることが強く描かれている。
「CT」では、家庭用ストーリーモードのNPCとして登場。この時点で既にテルミと邂逅しており、融合のために暗躍を始める。ノエルの相棒として任務に取り組みながら、復活するための事件を裏で手引きする。ループを脱出した直後、「真の蒼」に覚醒したノエルに認識され、テルミとの完全な融合を果たす(しかし実際は、暗黒大戦時代にナインがテルミに刻んでいた強制拘束(マインドイーター)によって、融合は完全ではないとCPにて判明した。)。
後にノエルを利用し「神殺しの剣」を精錬するために活動。「タカマガハラ」が起こす全ての確率事象(コンティニュアムシフト)を「観て」おり、反逆の機会を窺っていた。野望を遂げた後はタカマガハラを初期化し、自由の身に解き放たれてしまう。「CP」では、「冥王の剣(イザナミノツルギ)」として自己再生を果たしたニューを連れ、再びラグナ達の前に現れるが、レイチェルと生き残った六英雄達の活躍、そしてハクメンの「刻殺」によって、「ユウキ=テルミ」は遂に倒れ、ハザマはトリニティによって倒された。
キャラクター特性[]
機動力や通常技のリーチが弱い反面、ドライブ能力を起点とした接近手段の豊富さと高い攻撃力・ゲージ回収率が強みとする。
ドライブ能「ウロボロス」[]
ダメージ判定のあるアンカーを射出し、食らいついた場所から様々な派生移動を行う。アンカー射出には専用のゲージを消費し、各シリーズごとにより仕様が異なる。
オーバードライブ「ヨルムンガンド」[]
ドライブ能力の強化に加え、ハザマを中心として緑色のリングが出現し、リング内に相手を捉えている間は体力を微量に吸収し続ける。これにより、拘束時間の長いコンボやディストーションドライブ演出中などに、数値として表示される以上のダメージを与えることができる。